2022年10月12日
ご病気がありながらも、ご家族の力や社会資源を使いながら在宅で生活されていた方がお亡くなりになり、ベッド等の福祉用具を引き上げさせていただきました。
入院中から「帰りたい」という思いの強い方でご家族がそのご希望に答え、住み慣れたお家での生活がかなった方です。
一週間ほど前にご家族にお会いしたときは「疲れてしまって・・・」とおっしゃっていましたが、今日は「やり切った感があります。母の顔を見てもらえれば分かりますが、普通に寝ているだけのようで笑って見えます。あの顔を見たら満足です。」と、お家全体が在宅ならではのやさしい雰囲気に包まれていました。
ご利用者様、本当にいいお顔をされていらっしゃいました。訪問看護師時代にも在宅での看取りに関わらせていただきましたが、またお手伝いさせていただくことができ、私どもも感謝の気持ちでいっぱいです。
やさしい気持ちになりながら外へ出たら秋の空が広がっていました。
「ひいらぎ」はご家族ひっくるめた在宅での生活を、あたたかくお手伝いしたいと思っています。
お気軽にご相談ください。
お亡くなりになられたY様のご冥福をお祈り申し上げるとともに、ご家族様のこれからの幸せを願いたいと思います。