看護師が福祉用具と住宅リフォームのお店を作りました
段差解消
屋内屋外を問わず、ちょっとした段差が危険を招くことがあります。利用する方の状況や場所を勘案しご提案いたします。

屋外

1道路~敷地

日本の住宅は道路から敷地に接する入口にも段差がある場合が多く、場所によっては階段のようになっているお宅もあります。
道路の歩道や路側帯に面したお宅では雨水排水の為に縁石が多少ある場合も多く、少し大きな河川近くの住宅は水害被害を少しでも減らすために敷地をかさ上げしている場合もあります。

2敷地~玄関

一般住宅では敷地面より数十cm床面が高くなっており、ほとんどの住宅の玄関(アプローチ)はスロープを設置せず、10~15cm程度の段差をもうけています。
最近はタイル張りのお宅が多く、雨天時などは滑りやすいです。
健常者が家を建てる際はあまり気にしてない段差も、身体が不自由になるとその段差の往来がつらく、外出をためらうようになることがあります。
当社のリフォーム計画では杖、車いす、寝台など、身体に合わせた安全快適に外出できる方法を一緒に考えます。

屋内

1玄関

日本の住宅では玄関で履き物を脱ぎ室内へ入ることが一般的です。
段差の高さや玄関の広さ、身体の状況に合わせ段差解消の方法を考えます。

2廊下~居室

和式の日本家屋では廊下と居室(特に和室)の間に敷居があり数cmの段差があります。
私も子供の頃この段差によくつまづいてました。
擦りつけ板などを利用し、段差解消することができます。

3脱衣室~浴室

和式の浴室は湯水が屋内に溢れないようにするため、段差を設けています。
洋式のユニットバスでも一段高くなっている場合もあります。
湯舟の高さを考慮しつつ、簡易的にはすのこを利用したり排水溝を作ってなるべく段差のないようにするなど、身体に合わせた計画が必要になります。

4階段

居室が上階にあるなど、どうしても階段を利用しなければ生活できない場合もあります。身体やご家庭の状況に合わせ福祉用具の使用も含めご提案していきます。