看護師が福祉用具と住宅リフォームのお店を作りました
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1トイレ

排泄は不便であっても相談しにくいデリケートな問題です。
和式便器から洋式便器への交換、手すりの取り付け、建具(扉)の交換。介助を必要としたり車いすでの侵入などを考える場合はスペースの確保など、あらゆる面でご相談ください。

高齢者はトイレの使用回数が増えます。特に夜間は暗い廊下で転倒するリスクも。あまり遠いトイレには行くのが億劫になり、身体にも影響を及ぼすことがあります。動線を考えながらトイレの移築や寝室の移動なども一緒に考えますのでご相談ください。

2風呂(脱衣所)

入浴の行為は日常生活で最も難しいと言われています。床は濡れていて滑りやすく、その上を移動し浴槽へ入ったり、洗体や水栓金具の操作など、複雑で複数の動作を行います。
今ある浴室を何とか使いやすくするために、手すりの取り付けや段差の解消などまずはご相談ください。

最近ではバリアフリーに対応したユニットバスもメーカーから多数販売されています。条件に合ったものをご提案いたします。


●ヒートショック

家庭内事故で亡くなる高齢者の40%以上が溺死によります。
高齢になると徐々に身体的特性が低下していくことで、寒い浴室から急に温かいお風呂に入ることで血管障害がおこることがあります。
これを少しでも防ぐために脱衣所~浴室を暖かくして温度変化を和らげることが大切だと言われています。

シャワーヘッド部分でシャワーの吐水・止水など介助者にもやさしく

3キッチン(台所)

料理をすることは日常生活に活気を与えますが使い勝手の悪いキッチンは利用者の負担になります。
安全なキッチンでコミュニケーションとりましょう。
たとえばいすに座ったまま調理できるよう調理台や流し台の高さ工夫や収納棚の位置や高さの工夫などもご相談ください。
 
主婦の一人として、慣れ親しんだ家を守りながら、リアルに使いやすい動線を一緒に考えます。

4寝室・居室

元気な時は2階に寝室を設けていた方も、体調の変化や生活の変化で1階の空き部屋や和室などを寝室にされる方がいます。その場合、照明やドア、家具の配置なども変更する必要がでます。 段差解消や福祉用具の使用などもお気軽にご相談ください。

外出しやすいように掃き出し窓
緊急コールの相談 現在は必要なくても安心感

5玄関・廊下

段差解消、手すりの取り付けなどを行い、気軽に外出できる環境を整えます。
車いすの乗り降りや、シルバーカーの置き場所など玄関スペースは広く取る必要が出てきます。拡幅工事やドアの取替、玄関から靴のまま入れる物置の施工などご相談ください。